Complete text -- "イタリアン・グラス・ビーズ"

22 September

イタリアン・グラス・ビーズ



法事に行ってきました。帰りがけ、海の傍。暮れて行く空。山に住んでいるので、普段空を大きく見る事が無いので、これだけ大きく見えると、ちょっと感動してしまう。でもこれでもラコタには比べようも無いな。



奇麗な夕映えも好きだけど、こういう渋い、今から寒くなるんだぞっていう色調も好きだ。


イタリアのヴェネチアン・グラス・ビーズの第一弾の入荷があった。
普段仕事で使っているのは、インディアンのビーズ細工で一番ポピュラーなチェコ製のボヘミアン・グラス・ビーズ。色数も多く、大きさや色調も割合に安定している。

では、ちょっとここで、ビーズ細工の「材料」の一つであるビーズに関して簡単に解説を。

 シード・ビーズといわれる小さなビーズを使う、所謂ビーズ細工が、平原族の間で一般的になってきたのは1840年頃。最初はヴェネチアン・グラス・ビーズがヨーロッパ人によって持ち込まれ、続いて1860年頃からチェコ製のボヘミアン・グラス・ビーズが入ってきた。ボヘミア・ビーズは種類も色数も豊富だった為、平原族のビーズ細工も、新しいタイプのビーズが入って来る度に、高度に発展して行った。当時の平原族のビーズ細工は、ビーズのタイプや色目で、大体どれくらいの時期に作られたものかが分かる。
 現在、インディアン達がビーズ細工に最もよく用いているのはボヘミア・ビーズ。理由は、供給が安定していて、ヴェネチアンに比べて安い事。また、色数が豊富で、工場でのロットが違っても、割合大きさや形が安定している為である。対するヴェネチアンは人件費等の問題で、儲からないシード・ビーズ製作から手を引く工場が多く、現在では手がける工場が殆ど残っていない。いきおい、値段も高価であり、工場も大きな設備を設けていないので、大きさや色のばらつきも凄まじく、それ以上に供給が安定していない。
  さて、ヴェネチアンとボヘミアンの違いだが、ボヘミアンはヴェネチアンに比べて、ハッキリとした混ざり気の無い、少し暗めのトーンで、青みがかる傾向がある。ヴェネチアンは色彩に混じり気があり、それ故に深みのある柔らかな発色である。アンティークのヴェネチアンは無比な深みを持つが、現代物はボヘミアンと差が無くなってきている。
 
てな感じですね。ヴェネチアンはボヘミアンに比べて高価なんですが、色の深みに負けて、しかも更に高価なアンティークを仕入れてしまいました。あ!配偶者がツノを出している!(笑)
で、実際に材料として、こうして見てみると・・・・・う〜ん。正直、今のボヘミアンとそんな変わらないですね(笑)。
それだけ、チェコ(ボヘミアン)の職人が勉強しているってことですね。

まあ、ヴェネチアンは完全な自己満足になりそうだけど、ここぞ!って言う時に使おうと思います。
え〜、チェコでええやん、って感じに使ってしまうのが、一番恥ずかしいですね。見る人が、「へえ、ヴェネチアン・ビーズってさすがやね!いいね!」って言ってくれる使い方をしないとね。




19:04:42 | hilo | |
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