Complete text -- "熊の残り作業"

10 January

熊の残り作業



熊の残りの部分(両足、誤って切り落とした左耳)が完全に乾いてきた。足は内部にまだ肉が残っているが、それも革質になっていた。そう神経質に削ぎ落とさなくても良さそうだ。ただ全体的にまだ脂でネトネトしている。今度は専用の溶液ではなく、ジョイを使ってみた。決して完全ではないのだが、手にネトネトつくことは無くなった。

足の裏だが、左足は奇麗なのでケースを作って固定して、工房の机に飾ろうと思っている。右足はかかとの肉球が切れているので、爪を取り出してペンダントトップにして、僕自身のお守りとして持っていようかと思う。



耳は本体に縫い付けようと思っているのだが、どこがどうなっているのかがサッパリ分からない。間違って縫い付けたく無いので、慎重に考えてからやろうと思う。

以上の作業が終わったら、今回の熊鞣し、完了です。




20:35:22 | hilo | |
Comments

トモトモ wrote:

お疲れ様です。
足の画像がかなり強烈です。
熊の生涯を語ってるような・・・
足が言葉を言いそうな感じですね。
01/11/07 10:30:11

hilo wrote:

その意見、非常に面白いです。ありがとうございます。
僕は血肉を見ているので、逆にあまり「足」を見てもピンと来なかったのですが、でも今そういわれて見直してみると確かに不自然にリアルですね。足の裏が本体と離れてそこにあるわけですから。

自分は、ここで鞣し過程を紹介する事で、「革はファブリックではなく命を頂いた物なんだ」ということを皆で考えるキッカケになればと思ったんです。出来るだけ生にリアルに感じてもらえればと思っていたのですが、やはり生で見る事がないと、なかなか僕の思う結果を引き出すのは難しいんだということを悟りました。

そういえば僕自身も最初に届いた熊を見たとき、足が妙にリアルだったのを思いだしました。
01/11/07 14:21:07

トモトモ wrote:

OGLALAさんの日記拝見してて、「命」について常に考えてらっしゃるのはよく分かっております。
この熊のルーツさえ深く知りたくなってきます。
どう書いていいのか分かりませんが、
人に手相や、仕事の内容によって手を見ただけでその環境が分かるように熊全体の画像よりもこの「足」が生き様を語ってるように思えたんです。
ん〜うまく説明出来ませんが・・・
中途半端なコメントでごめんなさい(笑)
01/11/07 22:39:41
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